文体に統一性が無いし、英語力のなさが恨めしくなりましたがご参考までに。

原文:http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-whiteorzhov/

Angelic Skirmisher  ④WW 4/4 飛行 R
戦闘フェイズ開始時に先制攻撃Or警戒Or絆魂を自軍クリーチャーに付与。

構築1点
今の環境からして絆魂が選ばれるんだろうけど、能力付与はかなり素敵。とはいえ6マナで単なる4/4とか物足りない。せめてプロテクションがあればねぇ。

限定4点
こいつ自体が有用なだけでなく、自軍に使えるキーワード能力を毎ターン付与できるとか半端ない。

Blind Obedience   ①W 強請 エンチャント
相手のクリーチャー・アーティファクトはタップ状態で場に出る。

構築2.5
構築向け強請カードでは最有力。ってのも全体除去との相性が極めて良いから。大抵の場合、このカードは破壊されないし、特にこいつを使ってメタりたいデッキ(速攻系)にはこのカードを破壊する手段がほとんどない。雷口のヘルカイトやら地獄乗りやら貴種をグダらせられるのも良い。

限定3.5
リミテにおいてコントロールデッキでは働かないが、アグロデッキ相手には馬鹿げた強さを発揮する。クリーチャーをタップインさせる効果は信じられないくらい効果的でそれだけでカード1枚分の働きがあるのに、更に強請まで出来てしまう。攻撃的な白デッキで強請によってゲームを終わらせることがどの程度あるのかまだ分からないから盲目的にピックすることはないけど、ゲームを決めきるためにはこのカードはめっちゃ使える。

Frontline Medic  ②W 3/3 大隊:自軍のクリーチャーが破壊されなくなる。サクるとX呪文に対して3マナの追加支払を要求できる。

構築3
このカードの持つ2つの能力に繋がりがないとよく言われてるけど、変なデザインされただけなんだから放っておいてやれよ。それよりも面白いのは2つの能力が自動的に相互作用するのではないことだ。クリーチャー戦における大抵の局面において欲しいのは大隊能力で、Xスペルの多くはかがり火以外はお目にかからない。狙うべきはスフィンクスの啓示なのだが、それが出てくる対戦において衛生兵は全体除去なり単体除去なりですぐさま除去られるんだろう。

限定3.5
3マナ3/3クリーチャーに大量のテキストボックスはいらん。こいつの大隊誘発能力はかなりの優良株だ。こいつの能力で大隊を誘発させるのに小粒クリーチャーを突っ込ませなくてはいけないという欠点が無視できるし、毎ターンフルアタしてゲームに勝つこともそんな難しくない。

Gideon, Champion of Justice  M ②WW 忠誠値4 能力略。

構築2
自分で自分を守ることができないことに加えて奥義に到達するまで攻撃面においても何もできない。攻撃的なクリーチャーデッキになら居場所がありうるけど、そんなに多くない。歴史的にも自分を守れないPWが苦戦してきたし、5マナジェイスと違って2ターンで対戦相手を倒すこともできない。

限定3.5
構築戦同様の難点にリミテでも悩まされる。とはいってもリミテがクリーチャー戦を主とするため構築よりずっと使える。一番良いのはアグロデッキでの運用。というのも6/6や7/7でアタックするのが一番効率が良いから。

Luminate Primordial  ⑤WW 4/7 警戒 EtB:ソープロ。

構築2.5
写し身人形がいつも4/7というサイズで帰ってきた。このカードは大活躍した写し身人形とは違って重いけど、それでも十分にプレイする価値がある強力な一枚。こいつは総攻撃の火蓋を切るのでなく、対戦相手の繰り出す脅威への切り札として使いたい。4/7というのは今の環境において大抵のクリーチャーや除去を払いのけることができるし、フィニッシャーで怖いのは静穏の天使くらいだ。

Alms Beast  ②WB R 6/6 こいつをブロックするか、こいつにブロックされたクリーーチャーに絆魂プレゼント。

構築2
連綿と続く、4マナ6/6デメリット持ちとは違い、こいつはデメリットを弱めるのと引換えに飛行を失ってしまった。こいつはチャンパーを用意された場合にライフレースを間違った方向に導いてくれる(構築の方がリミテよりマシだけど)。
確実に相手のクリーチャーを除去れているなら最悪のフィニッシャーとはならない。けど、多くのアグロデッキが飛行持ちの脅威を有する中で飛行を失ってしまったことは痛い。こいつを防御的にプレイできない。強フィニッシャーと同色なことは救いではなく、こいつには成功の幻影しか与えられていないのかもしれない(オブゼダートとの比較と思われる)。

限定3,5
6/6というサイズに敵はいない。ライフレースを上手く運べないかもしれないが、4マナ6/6ということに変わりは無く、結果として有用な1枚であろう。どんなデッキにも役立ち、勝ち急いでいるのでないなら巨大な壁として使える。

Deathpact Angel  M ③WBB 5/5 飛行 場に出たとき、同じマナコスト+生贄で墓地のこいつを蘇らせる能力を持つクレリック・トークンを出す。

構築2,5
大抵の状況で除去るのに複数のスペルが必要になる弾力性のある脅威というのは好み。「終末」や「無慈悲な追いたて」を覗けば1枚のカードでこいつを除去るのは簡単でないし、マナレシオからしてもこいつをキャストする価値は十分。ちょいと気になるのは再召喚に全く同マナを必要とするところ。とはいえ、永遠の生命というのは安いもんじゃないからね。

限定4
テキスト抜きにしても脅威に感じる。こいつがキャストされるたび、盤面に衝撃を与えるだろうし、殺すだけでは止まらない。

High Priest of Penance  WB 1/1 ダメージを与えられるたび、対象の土地以外のパーマネントを破壊してもよい。

構築2,5
ダメージを貰うと何かを破壊できるというのはこざっぱりとした能力だ。こいつはダメージを与える代わりに貰いにいかねばならないだけであり、非常に良い壁になるし、ダメージを与える類の呪文と非常に相性が良い。コンボ的な潜在性に加え、地上戦主体のアグロデッキの足止めとしてこいつを気に入っているよ。まぁ、栄光の騎士も悪名の騎士も止められない不便さはあるけどね。

Immortal Servitude
構築2,5
クリーチャーを墓地から一まとまりで場に戻す可能性のあるカードってのは研究する価値がある。例を挙げれば、このカードを2マナ以下のクリーチャーと組み合わせて、4、5ターン殴られつつ、根囲いや忌まわしい回収で掘り下げておけば完全なコンボ状態でなくとも2,3のエルフや1マナクリーチャー等4マナに見合った働きはする。墓地に主眼を置いたデッキでもコンボデッキでもこのカードには可能性がある。

限定2
こいつを使って複数のクリーチャーを回収するのは難しくないし、1枚で2枚回収できれば、上出来だ。特に少し割高だが、X=4以上で使えれば価値を十分発揮したといえる。

Merciless Eviction  ④WB R ソーサリー 4つのモードから選ぶ。選んだカードタイプのカードを追放。

構築3
このレビューで3マナ以上のカードに触れる際、私は極めて無慈悲になりがちだが、こいつは気に入った。6マナのラス系カードに最近は敬意を表するようになってきたし、破壊でなく追放というのは素晴らしい。このカードを必要とするアーキタイプはPWに対して弱いことが多いこともあり、PWを始末できるのも好印象。至高の評決、終末、そしてこいつ、とコントロールデッキは除去を選ぶことになるが、私の予想では至高の評決4にこのカードと終末を合わせて2~4枚採用することになるだろう。

限定4
こいつが盤面に良い影響を与えないのであれば、勝てる(少なくとも負けていない)状況だろう。こいつを必要とするときは、こいつが本当に必要なときである。私はこいつにクリーチャーを吹っ飛ばすこと以上の期待をしないが、場合によっては素晴らしい成果をもたらすだろう。

Obzedat, Ghost Council  M ①WWBB M 5/5 場に出ると2点ドレイン。終了ステップの開始時に家出して次の自分のアップキープに速攻を持って戻ってくることを選んでも良い。

構築3,5
ついにここまできた。こいつのせいで他の高マナ域のBW生物は恥じ入ることになっているのだ。オブゼダートは毎ターン2点ドレインに加え、ソーサリー除去から逃げることからいやらしいカードに見える。アグロとコントロールのいずれにおいてもこのカードをあまり見かけないということになれば驚きであるし、幽霊議員と取っ組み合いになることもそう珍しい光景ではないと予想している。一つ気をつけたいのが場に戻る能力の誘発忘れだ。新ルールの下では、ミスがつきまとうことは疑いようもない。

Treasury Thrull  ④WB R 4/4 強請 アタックするたび墓地からカード回収。

構築2
太陽のタイタンじゃないよ。タイタンどもの再来をすぐさま望むとは言わないけど、だからといって急に宝庫のスラルをプレイし始めることにはならない。アタックするまでに至るのであれば能力が強力なだけに採用を考える価値がある。だけど、1ターンの遅れがチャンスを活かすには致命的なことが最終的に分かるだろう。

限定4
強請能力はおまけであり、それが無くともリミテにおいては十分に強力である。こいつがアタックするのを躊躇わざるをえない盤面もあるだろうが、そういった盤面では強請が役に立つ。その上でこいつが自由にアタックできるのなら負けるわけがない。

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